晴子さんが寿司を喰い始めたあたりから暫く泣いてた。 ただなあ… 同じ「泣かせてやるぜオラ」っていう展開でも、 引っ張って引っ張って引っ張って メギャーン っつー感じで泣かせにきてた『Kanon』のあゆシナリオと比べると泣かせ方が陳腐になってるで。 いかにもお約束王道記号的っつーか。 王道のネタで泣かせて、じゃあ御都合主義エンドかっつーと、違うし。 爽やかな感動を呼ぶかっつーと、呼ばねェし。 観鈴は頑張ってたらしいけど、何をどう頑張ってたんだかさっぱり分らねェし。 なんて云うんだろうなあ・・・全体的に緩急がなくて冗長? 歓喜にせよ悲哀にせよ、およそ感情を昂ぶらせる所がなかったちうか。 起承転結の「転」のインパクト不足ちうか。起承承承承結みたいな。