投稿者:   2000/10/23 (月) 01:22:07      [mirai]
BOM            手製原爆の製造法
     


     【製造】 野球ボールほどの大きさのプルトニウム239のボールを、
          入手する。このボールのまわりを、固形パラフィン(中性子を保持す
          るため)の層で覆ってしまい、金属の反射版――料理用のアルミ製ボ
          ール2つの両端をあわせて球状にしたもの――をパラフィン球を
          むように置く。プラスチック層(組成C-4)で、アルミボールの
          まわりを包み始める。
          これでいわゆる臨界質量(保持されている中性子が、
          プルトニウム239
          の熱を上昇させやまむまま、そのまま放っておくと遂に爆発させるが、
          ここでわれわれが欲しがっているのは大爆発だ)を作り出せる。
          臨界質量に達すると(ガイガー・カウンターで計測して確認しなけれ
          ば、ならない)プラスチックの包装を停止する。
          この時、爆発物は厚さ約15センチになってないよう。
          起爆薬100ヶをお互いに等距離にこのボールの表面前面にならべ、
          並列回路にで配線し、スイッチ系と電源に接続する。
          この爆弾は完成時だと直径約60センチ重量60キロだ。

     【効果】 爆弾のスイッチを入れると、このプラスチックの球は、
          内側に向けて破裂し、野球ボール大からゴルフボール大に、
          小さくなる――核分裂は瞬間的となろう。つまり…
          一万分の一秒で半径6メートルの範囲では温度が、30万℃に、
          上昇、30秒後に半径360メートル内は完全に破壊、
          半径1,500メートル内は重大な損壊ということになる。
          予想出力はTNT換算で10キロトン。

     【注意】  今日まで、不発に終わった原子爆弾の記録はない。
           しかしアメリカだけでも、プルトニウム2トンが行方のしれぬままに
           なっていると推定されている。

     【参考】   ≪ロス・アラモスの手引き(Los Alamos Primer)≫
               ≪プルトニウム・ハンドブック(Plutonium Handbook)≫
               ≪爆弾小隊(Bomb Squad)≫
               ≪暗殺者 第1号 No.1(Assassin Vol.1♯1)≫