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投稿者: 2000/04/08 (土) 09:34:40 ▼ ◇ [mirai]朝、目が覚めると目の前が見えなくなっていた。
何も、見えない。眩むという表現がぴったり当てはまる。
頭が痛い。口を開くことすらできやしない。足が痺れる。
無理に深呼吸をし、瞬きを繰り返す。頭の芯が響く。
ぼんやりとあたりの様子が把握できるようになった。
気配を感じる。何かが自分の傍にいることがわかる。
首を無理に曲げてみるとそこに、いた。
初めはくすんだ緑色の塊にしか見えなかったが、
確かにそれは生きていた。呼吸をし、体を揺らし
なにより無機物と有機物との決定的な違い、つまり気配があった。
体の自由が自分の下にない今、差し当たって問題になるのは
この名も知れぬ、醜い生き物が敵であるのかどうかという事であった。
一見すると、それはただ傍らに存在しているだけであった。
しかし、今朝、体の自由を失ったのと、
この得体の知れぬ来訪者との間に因果関係がないと考える方が困難だ。
体の自由を奪ったのはこいつなのか。決定的な根拠はない。
ただ、わかる。こいつは友人ではない。
敵と断定するにはあまりにも情報が不足しているが、
二人で仲良くやっていくには禍々しすぎた。
その日の昼頃、ラジオのニュースによれば、正午だったらしい。
足がなくなった。両足とも、ふと見るとなくなっていた。
何しろそれまで、動かそうにも動かせない、
叩いてもつねっても何も感じないといった具合だったものだから、
いつなくなったのかすら分からなかった。
ただひとつ分かることは、これでこのままこの緑の塊と一緒に
寝たきりで過ごさねばならないということだけだった。
助けを呼ぼうという気はなかった。
物理的に不可能な状況にあったためかもしれないが、
何か、もう元には戻らないんだ、という観念のようなものが
確実に認識できた。つまり、これから自分の意志とは関係なく、
この緑の生き物を隣人に迎え、寝たきりで過ごさねばならぬということが
頭の中ではっきりと消化された。
暗い。しかも確実に生きている。進まざるを得なかった。
もう、選択肢、自分の意志で道を選択できる余地はなかった。
死にたくなった。ふと気づいた。もう死んでいるのか。
2000/04/08 (土) 09:30:44 ▼ ◇ [mirai]だまるなよ わら
2000/04/08 (土) 09:25:11 ▼ ◇ [mirai]抜け毛の数だけ明るくなっていく頭
育毛剤がまたひとつ空になったよ
今更つけてももう後の祭りだけど
全部なくなるのは嫌だから
とりあえずつけてます
Don't forget 髪がなびく感触
やがて味わえなくなるのだから
remember 髪がなびく感触
すべて抜けたその後で
2000/04/08 (土) 09:21:19 ▼ ◇ [mirai]/mnt/cd-rom/mp3/(PC-FX チップちゃんキィ~ックOP)こんな気持ちはパパとママにはわからないの.rmp
2000/04/08 (土) 09:19:49 ▼ ◇ [mirai]http://village.infoweb.ne.jp/~fwhn0349/toukou.htm
> 2000/04/08 (土) 09:16:58 ▼ ◇ [mirai]> K7黒くアプのページ知らない?
http://www16.big.or.jp/~bunnywk/
http://www2.justnet.ne.jp/~kiti/index.htm
参考:2000/04/08(土)08時51分01秒
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