下へ
> 2009/11/26 (木) 05:39:11 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> いきなり荒らしのスイッチ入っちゃったみたいだけどどうしたよ?
先の無いパチンカスだったんだよ
参考:2009/11/26(木)05時37分32秒
2009/11/26 (木) 05:37:56 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───横山(智佐)さんが事故で左肘を折りました。
うん…、こういう仕事である以上、事故が起きるのは仕方ないね。
みんな覚悟の上でブースに入ってる。
ただ彼女ほどの古強者であっても時には折られてしまうんだから怖い世界だよ。
───事故でないケースもあると聞きますが
ハチクロの収録で高橋美佳子が神谷(浩史)をシメたのがそれだね。
はぐが再起不能にされたことへの報復だ。
本来なら藤原さんがけじめをつけるのがスジなんだがブルっちまって美佳子が代わったらしい。
───横山さんは本当に事故だったんですか?
おいおい、今回は私じゃないよ(苦笑)
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:37:46 ◆ ▼ ◇ [qwerty]期待をかけられると時に辛いね。
自分としてはつつがなく収録を終えようかという感じだったんだが
音響スタッフからの「仕掛けろ!」といった野次に応えて
つい、ね。
───広橋涼氏とは和解されたと聞きましたが。
あんな鋭いの入れたのによく許してくれたなとは思う(笑)
知ってるか?広橋今アバラ何本か無いんだ(笑)
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:37:35 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───声優以外との試合について。
畑違いの選手とカード組んで貰おうとしてもまず無理だもの、どうしても
野試合じみた形になっちゃうね。
それでも舞台役者さんなんかはまだ良いんだよ。声優に挑戦!とかよくあるだろ?
洋画の吹き替えなんかだとチャンスも多い(笑)
───血の気の多い声優は野試合を好む方が多いと聞きます。
そう!それなんだけど最近じゃ声優経験のない俳優さんにまで仕掛けるのがいて
いくら声優にもルールってもんがあるんじゃない?って思う。
こないだなんて釘宮と買い物中にアイツ突然「あそこ!片桐はいり居る!手合わせ願おう」
つって飛びかかっていったんだけどそれ五味(隆典)選手だったんでパウンドとられて負けてた。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:37:32 ◆ ▼ ◇ [qwerty]いきなり荒らしのスイッチ入っちゃったみたいだけどどうしたよ?
2009/11/26 (木) 05:37:25 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───問題になった枕疑惑について。事務所から詳しい指導があったとも言われてますが。
指導はあったね。こればっかりは事実だよ。
ただ私は枕が一概に悪いとは言わない。
若い子がチャンスを掴む前に消えるよりは、安全を重視して枕を使う事もあると思う。
あれね、頭部や頸椎へのダメージが結構軽減されるんだよ。
ただ公式戦でも使うのはさすがに緊張感が無いかな。
練習と違って、試合ではある程度の危険を覚悟して望んで欲しい。
ま、私が言うまでもなくアイムの講習会で江崎(代表取締役)さんからも同様の指導があったけどもね。
───実際に寝ていたという指摘は。
いやぁ…あれは江崎さんの話が長いのが悪いよ(笑)
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:37:14 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───ラジオも多数こなしておられますが、印象に残ったものは?
野外収録って事でスタジオを離れて海外に行ったりしたよ。楽しかったな。
ああいう所は基本、野外スピーカーで大々的にラジオを流すからね。
グルジアで反乱軍に投降を促したりとか。
───それはちょっと違う方のラジオではないでしょうか。
そうか?お手紙コーナーとかもちゃんとあったが…。
ああ、お手紙って反乱軍の家族とかからのな(笑)
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:37:04 ◆ ▼ ◇ [qwerty]「あの奥にいるのは?」
千和が目をやったのは、売り物ではなく"処分品"の方であった。
必要無しのレッテルを貼られた者達はどれもうなだれ、うずくまり、敗者の顔しかしていなかった。
その奥、暗がりにひときわ大きな影。その顔が他と一線を画していたのは──。
「…あれももうちょっと客に媚びれば、こんな処分をされずに済んだのかもしれんけど」
まるで犬のような眼光。それが何より千和の興味を引いたのだ。
「オヤジさん、あいつ檻から出せるかい?」
「なんだ千和ちゃん…あんなのがいいのかい。物好きだね」
二十八番、と呼ぶと影が立ち上がり、のそりと檻の外へ踏み出した。5メートルはあろうか巨躯であった。
「構えろ。この千和を楽しませたなら私がお前に名前をやろう」
千和の顔が笑みに引きつる。二十八番と呼ばれた獣もまた。
そんな二人を見ながら壁により掛かり、オヤジさんはキセルを燻らせた。
「まぁそういう物好き、嫌いじゃないけどねぇ」
(月刊『秘伝』 連載「猛禽の咆吼(こえ) -斎藤千和伝-」より)
2009/11/26 (木) 05:36:54 ◆ ▼ ◇ [qwerty]気が付くと自分の部屋の片付けをしてるんだけど
私にはどうも物をホイホイ捨ててしまうクセがあってね(笑)
以前卒業アルバムを捨てようとして母に叱られた経験もあるし。
それでまぁ、いらない物をゴミ袋に入れてると手に取った中に何か妙な
ガラス玉みたいなものがあるんだよ。
いつ買ったか貰ったかも分からないものなんだけど、直感でこれは捨てちゃダメだ!って思ったのね。
うん、でその瞬間目の前が真っ白になって…気付いたらリングに仰向けで
ライトを見てるんだ。横でセコンドが何か言ってて…
───そこではじめて自分が負けた事に気付いたと。
あのガラス玉みたいなのは…自分の命だったんだろうね。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:36:44 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───ポーチの中身など見せて貰っても。
ああ、いいよ。
───口紅にファンデ(ーション)と…化粧品が多いですね。
自分の認めた強敵の顔が土気色になっていくのは見るに忍びないからね…。
せめてもの手向けに死に化粧くらいはね。
───あ、DSもありますね。
ただのDSじゃない。まぁ、電源を入れてご覧よ。
───では失礼して(電源を入れると同時にDSから飛び出してインタビュアーの頬をかすめる毒針)
面白いだろ?(笑)
※インタビュアーはこの直後に解毒したため、命に別状はありませんでした。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:36:34 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───(腕を指して)もの凄い傷ですね。
水樹(奈々)のチームにリンチされた時のものだね。
───声優組織でもスマイルギャングは1、2を争う勢力と聞きます。
チェーンで縛られてバイクで引きずられたりしたんだが、タフネスには自信があったから
とにかく午後7時になるまで耐えたんだよ。
───午後7時というのは?
ああ、アイツ7時になると阪神戦を観に家帰るんだ(笑)
あとは副ヘッドの福圓(美里)の金的を潰して逃げたよ。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:36:24 ◆ ▼ ◇ [qwerty]命乞いをされたら、どんな相手にも3秒だけは猶予を与えている。
逃げるも良し、覚悟を決めるも良しだ。
───なぜ3秒なのですか?
いやー…私は1分くらい待っても良いんだが、よく一緒にいる広橋が
4以上は数えられないんだ(笑)
───まさに野獣といったところですね。
植田なんて少し前まで数の概念を知らなかったからな。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:36:13 ◆ ▼ ◇ [qwerty]少し長い話になる。中国に武者修行に行ってた頃の事だ。
路上で声台(路上収録の一種。違法)をやって路銀を稼いでいたんだよ。
その街の声自慢と金を賭けたりね。百戦百勝で少し慢心もしていたな…。
ある日、声台中に警察に囲まれた。向こうの警察は違うね、もう迷うことなく武器を抜くんだ。
それでまぁ…うん、普通に倒したんだけども。
別に長くなかったなこの話(笑)
───オチは特に無いんですね。
オチまで言っちゃったらコレ(両手に手錠をかけられたジェスチャア)になるもの(笑)
ああ、その前にキミの口を封じればいいのか。ハハハハ(笑)
───(苦笑)
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:36:03 ◆ ▼ ◇ [qwerty]-『猛禽の咆吼』お詫びと訂正-
裏コミケ2009にて先行販売された総集編『猛禽の咆吼』は好評のうちに完売致しました。
お買い上げ頂いた方々におかれましてはまことにありがとうございます。
つきまして本文に以下のような誤植がございました事をお詫び申し上げます。
なお、これらは一般卸売時には修正されます事をご了承下さい。
P025 誤「ミサイル山寺」 正「バズーカ山寺」
P047 挿絵が上下逆になっていました。(マッスルリベンジャーをかけているのは植田ではなく桑谷)
P066 誤「ゆかりの顔が~」 正「ジョセフィーヌの顔が~」
P099 小林ゆう氏と斎藤千和氏の描いた絵が入れ違っていました。
P159 誤「髪を茹でられていた」 正「髪を掴まれていた」
P160 誤「アルデンテの状態から反撃を~」 正「瀕死の状態から反撃を~」
P188 誤「かないみか専用パワードスーツ」 正「バズーカ山寺」
P191 天野こずえさんのご職業が「空手家」になっていました。正しくは「沖縄空手家」です。
(月刊『秘伝』編集部一同)
2009/11/26 (木) 05:35:44 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───芸能人声優についていい顔をしないという話もあるが。
歌も歌えば舞台にも上がる。そういうバリ・トゥド(何でもあり・制限無し)な活動の一環として
彼らが声優をやっても不思議ではないよね。
───若い声優のチャンスを減らしている、という意見については。
それは違う。実力がないのに役を欲するのは愚者の振る舞いであり
欲しい役が、演じたいキャラが居るなら相手を殺してでも奪う!という気概を持たねばならない。
ああ、これは物の例えでね…オフレコで頼むよ、きみ(笑)
───わかりました。ちなみに千和さんがやってみたいと思う、まだアニメになってないキャラは?
うーん、『トリコ』のマンサム所長なんか…。
───男キャラでは?
ん?ああ、やりたいって手合わせじゃなくてか。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:35:28 ◆ ▼ ◇ [qwerty]見舞いの後…待合室の廊下に寄りかかりながら、千和は包帯だらけになった千葉の姿を思い返していた。
おもむろに森永が口を開く。
「何者なんだろうね。千葉さんをあそこまで追い詰めた上に正体も掴ませないなんて…」
「あれは半分嘘だな」
「え?」
我々若手を巻き込まないための、気遣い──。千葉繁という男をよく知る千和には逆にそれが辛かった。
「会話の最中に千葉さんの反応がやや遅れてた。鼓膜をやられている。多分、歌で」
「じゃあ…まさか」
「たてかべさんだよ。あの人は本気で事を起こすつもりなんだ」
その名前は森永も、植田も、中原も、当の千和にすら畏敬を抱かせた。
「出よう、千和。まずは情報収集だ」
彼女達に心配をかけまいと明るく振る舞っていた、千葉の言葉が脳裏に響いた。
「ン謎の凶手に倒れる千葉、そして混乱にゥ陥る声優界の明日はァッ!?次回!さらばレイ!時代は勇者の───」
(月刊『秘伝』 連載「猛禽の咆吼(こえ) -斎藤千和伝-」より)
2009/11/26 (木) 05:35:18 ◆ ▼ ◇ [qwerty](前回からの続き)
マリみて(マリア様がみてる)4期オーディションでの事だったそうだ。
どの応募者も殺気立っていたところにね、一人の女性が入って来た。
2メートルを超す巨体だらけの中ではずいぶんと小柄に映ったろうね。周りが嗤いながら囃し立てたそうだ。
「用務員志望かオバさん?」「見ろよこの痩せた腕!犬どころかバクテリアだって食わねーぜ!」
その時点で何かを察した植田は会場の外へ逃げたと言っていた。
異様な静寂の後、唐突にドアが開き…腹にパラソルをさした応募者が飛び出してきてそのまま倒れた。
次の者は吐瀉物でキラキラまわりながら廊下を転がり、壁に激突したと…。
廊下のくもりガラスの向こう側はすでに真っ赤に染まっていたらしい。
───ややホラーですね。
植田が会場に戻ると、丁度最後の一人にクリスクロス(対カウンター技術の一種)が決まっていたそうだ。
大きな顔面に小さな拳が埋まっていた。子羊たちはそのまま休暇についたってわけだ。永遠のね。
伊藤(美紀)さんに肩をポンと叩かれて微笑まれたそうだよ。「よくあることなの。特別でないただの一日よ」と。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:35:08 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───声優になる為の資格はどこにあるのでしょうか?
それについてはどこまでも拡大解釈できてしまうため私の口からは言えない。
まぁ…本人がそう名乗ればその瞬間から声優だと言えるね。
それにフリーランス(組織に所属せず、金で依頼を請け負う者達の総称。傭兵)の地位も
最近では認められ始めている。ただし…。
───掟のようなもの、はあると。
毎年声優を目指す膨大な人数の中には、チャラけた若者も多い。
だがそうした者達が半年を待たずに消えるのはなぜかわかるかい?(笑)
ああ、一つ面白い話をしようか。これは私自身が見たものではないが、当時
その場に居合わせた植田から聞いた話なんだ。
(つづく)
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:34:57 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───何歳くらいまでこの仕事(声優業)を続けたいと思うか。
そりゃあ死ぬまで…と言いたいだろうけどね。声が出せなくなったら終わりだろうね。
演じられてないキャラを視聴者に見せるのは失礼な事だから。
だけど演じたキャラが生きている限りはその声優も生きているという事。
塩沢さんも鈴置さんも皆生きてる。生きてるんだよ…。(やや涙ぐむ千和氏)
───後藤沙緒里氏も?
あれは半分死んでる。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:34:41 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───体調管理などはどのように?
普段からの発声と演技の鍛錬、走り込み、それから組み手。
睡眠や食事にも勿論気を遣っている。
ビタミンや鉄分、それにタンパク質のバランスなんかを…サラダと魚中心かな。
好き嫌いは無いね(笑)
まぁ…スポーツ選手がやっているようなものは一通りだよ。
───よくある野菜のミックスジュースなども?
あー、いや…ミックスジュースだけは無いかな…。
───ミックスジュースは無いのですか。
ミックスジュースは無いね…。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:34:29 ◆ ▼ ◇ [qwerty]「どうだね、斎藤君。キミも」
そういって差し出された櫻井の酌に千和は手の平を突き出し、静かに言った。
「いえ、ありがたいのですがお気持ちだけ。それに櫻井さんもそれ以上飲まれない方が宜しいかと」
「オイオイ気を遣ってくれるのは嬉しいが、私はこう見えて───」
身体を揺すって笑う櫻井の表情が次の千和の一言で崩れる。
「喧嘩に負けた言い訳にでもなれば三流もいいところでしょうから」
「ほォ」
それは羽丘芽美がセイントテールに変わるかのような静かな、そして深い眼光であった。
「シェーラ以来のブランクに期待しているのかね?」
「まさか。『痩せ狼に射る弓無し』と言うでしょう」
「ハハハハ、それを聞いて安心したよ」
30分後、居酒屋を出た二人は少し離れた駐車場で向き合っていた。
他に誰の気配もない深夜のリング。頭上の月だけが立ち会い人であった。
(月刊『秘伝』 連載「猛禽の咆吼(こえ) -斎藤千和伝-」より)
2009/11/26 (木) 05:33:51 ◆ ▼ ◇ [qwerty](当時のVTRを見て)
若いなみんな~(笑)
───能登(麻美子)さんなどもいますね。
この頃はまだ、今で言うN's(旧:北辰一刀流)も結成して無くてね。
能登(麻美子)君なんかも初々しいし・・・井上さんもまだ2周目だったかな。
ああー、そうそうここで(清水)香里ちゃんがね、この時ちょっと機嫌悪かったっぽいんだけども
ここで酔っぱらいにお尻触られて・・・
ここ!(VTRを止める)見える?酔っぱらいの手首から先もう無くなってるでしょ。
素手でコレだもんなぁ(笑)
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:33:40 ◆ ▼ ◇ [qwerty](廣田)詩夢がね、可愛い可愛いって愛猫の写真見せてくるんだ。
外道軍としてラフファイトの印象ばかり強い彼女だけど、やっぱり女の子なんだなぁと思うよ。
ファンの中には「詩夢は常にチェーンソーを担いでいる」なんて思ってるのもいるけど。(笑
───コマツナモモ…モモちゃんですね。
そう、それでね!(しばらく思い出し笑い)…いやごめんごめん。
飲み会にモモちゃん連れてきて皆に触らせたりしてたんだけど、その帰りに
ティッシュが携帯番号教えて貰ったって言うんだよ。
で、植田とか中原がかけろかけろって煽って、実際かけたら
「おかけになった番号は現在使われておりません」て(爆笑)
───(爆笑)
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:33:13 ◆ ▼ ◇ [qwerty]まず最初に気付いたのは、音響監督だった。彼は入り口の一番近くに座っていたからね。
突然「ヒ」という短い声を上げてイスから転げるように逃げ出して…。
次いで釘宮(理恵)が内ポケットのナイフに手をかけるのが見えた。
ドアの向こうに誰か立っている。それだけなのに収録現場の室温が2~3度下がったようだったよ。
誰かがつぶやいたんだ。「鬼…」と。
だからドアが開いて田村さんが入ってきたときは皆一様にホッとしたんじゃないかな。
「脅かさないで下さいよ」「ごめんなさ~い!ゆかり、反省☆」なんて二言三言交わしてさ(笑
ただ…。
───ただ?
釘宮は終始構えを解かなかった。それは正しかったと思う。
田村さんの後輩への躾はすでに始まっていたんだ。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
> 2009/11/26 (木) 05:33:06 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> ポメラのユーザー層は笑っちゃうな
> http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/331/216/html/king12.jpg.html
若い男性と女性はちゃんとノーパソを持ち歩くor紙とペンを使うorメモなんか
取らない(゚Д゚)
さあ、どれだ
参考:2009/11/26(木)05時28分31秒
2009/11/26 (木) 05:32:58 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───セコンドなどに付く事も多いそうですね。
最近だと広橋(涼)の試合なんかに…まぁアドバイスと言っても励ますような事ばかりだよ。
結局、声優は独りだという事を私も彼女も良くわかっているから。
───死闘を演じる仲でも、時に手を結ぶと。
さぁどうだろうな(笑
岡目八目と言うだろう。相対したときでは見えないものも見える。
キャラを演じるときのクセはどこにあるか?その隙は自分の技で突けるものか?
いずれまた広橋と声を交える時が来るかも知れない。彼女も感付いてはいるだろうが…。
───なかなか手の内は読ませない、ですか。
まぁね。中でも広橋の『コウモリ落とし』は今だ謎に包まれた奥義だよ。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:32:47 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───絵を嗜まれるとお聞きしました。
いやぁ、どうも上達しなくてね(笑
(たかはし)智秋、(小林)ゆうと一緒にたまに描いてるんだが・・・。
あの二人よりは上手いとおもうんだけどね。見るかい?
(インタビュアーの返事を待たずに鞄から絵を取り出す)
これなんかそこそこ上手くいったんだ。
───ポーズが独特ですね。
そう、描いてるうちにこうなっちゃったんだけど・・・モデルのポーズと違うから
じゃあ絵に合わせてモデルの方を変形させるかってハナシになって
智秋とゆうに止められたんだよ。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:32:37 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───ヤオ疑惑について一言。
うーん…難しいね。声優がビジネスとなってしまってからは色々な利権も絡むようになってしまった。
健全で客受けする商品的な仕事さ。
昔はレフェリーや立ち会いのない収録なんてザラだったんだが…。
───台本については。
そりゃ無いとは言えないな(笑
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:31:55 ◆ ▼ ◇ [qwerty]前半試合を有利に進めていたという自信はあった。
かなり仕上がっていてね、うぬぼれではなくキレていたよ。
───実際イイところまで追い詰めたシーンが何度かありましたね。
だが今にしてみれば巧妙な仕込みだったね。
気が付いたときは可聴域外の叫声によって私のバランス器官はズタズタにされていた。
金田朋子、恐るべき小兵だよ…。
───あのときすでにマトモに立てる状態では無かったと。
声優界には『翔べぬ大鷲は雀より容易い』という言葉があるが、まさにそれだったな。
テレビ放映された試合を見ていたファンはご存じだろうが、後は酷いもんさ。
ファイナルR(ラウンド)、私は残り時間ずっとミニミニミクロにされていた。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:31:44 ◆ ▼ ◇ [qwerty]かかずゆみにイイのを貰った時はホント、意識どころか記憶がトんだからね。
強いライトを当てられたような、視界が真っ白になってさ…。
ハッキリは覚えてないが走馬燈も見えた気がする。
ルッキーニ、藍華、ルッキーニ、藍華、ルッキーニ、ベッキー、藍華、ルッキーニ、ワンピのチムニーみたいな順で。
───番組の収録中ということでしたが。
それが、あとでブイ(VTR)を見せて貰ったらちゃんと収録出来てるんだよ!(笑
ネコミミモードに入ってたんだろうね。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:31:34 ◆ ▼ ◇ [qwerty](前回からのつづき)
葉月(絵理乃)と偶然会ってそのまま飲みに行ったんだけど、ARIA競演以来イタ飯にハマっちゃってね。
東急東横沿線に良い店があるってんで横浜近くまで出てみたんだ。
山盛りのパスタを二人でシェアして食べたり。(笑
───カリ城ですね。
その他にも葉月のハワイ話聞いたり久しぶりに盛り上がったんだけど
そういやティッシュの試合の最中だった事を思い出して慌てて戻ったらやっぱり倒れてて
二度目の心停止してたよ(笑
───その後は大丈夫だったんですか?
その後?ああ、沢城も誘って3人で飲み直した。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:31:23 ◆ ▼ ◇ [qwerty](前回からのつづき)
(鈴木)千尋の抜き手は男達の急所を次々と捕らえていった。
私が手を出すまでもなかったよ。武装練金で培われた良い動きだった。
ただまぁ警察沙汰はゴメンだったし、その時はとりあえず二人で逃げたんだ。
───喧嘩慣れしてますね。
逃げる事も、時に戦いそのものを避ける事も私は大事だと思う。
しかしこういう業を身に纏ってるとなかなかそうもいかないのかもな。
───ご自分でも手が早いと思われますか?
競演男優を喰うときの森川智之よりは早くないよ(笑
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:31:09 ◆ ▼ ◇ [qwerty]本人もこのままじゃ納得いかないってハナシだったし、じゃあリベンジマッチを組もうかって。
───ティッシュ君本人は闘志満々だったと。
体力で圧していくんじゃなく、ロー(キック)やフックを引っかけて回る中距離スタイルを学んで
かなり手応えも掴んでいたようだしね。
トレーニング法を変えて5メートルあった身長を2メートルちょっとまで絞り込んだんだ。
沢城のロングアッパーに捕まらないフットワークも同時に身につけていた。
───本人の口からはなんと?
朝の散歩の時にそれとなく聞いてみたけど「ワン」としか言わないんだよ。
───犬ですものね。
疑ったりしたけどやっぱ犬だったね!(笑
(つづく)
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
> 2009/11/26 (木) 05:31:06 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> ポメラのユーザー層は笑っちゃうな
> http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/331/216/html/king12.jpg.html
何が?(;´Д`)
参考:2009/11/26(木)05時28分31秒
2009/11/26 (木) 05:30:47 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───斎藤千和という声優を語る上で欠かせないのがアニタ・キングだと思いますが。
そうだね、もともとココロみたいなのは私の本質ではないし
そういう意味ではアニタはハマリ役だった。解放された気分だったよ。
以降のラヴィや藍華、夏美なんかは楽に演じる事ができたんだが逆にパワーのセーブが効かなくなってね。
───プリップリン体操収録時には苦労されたと聞きました。
そう(笑)苦肉の策だが、ケメコ収録時は私一人だけ18オンスのグローブだった。
───それでも戸松遥には脳震盪を与えてしまったのですね。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:30:37 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───ハッキリと見えたんですか?
いや、何というか…光のモヤみたいだった。でもそれが塩沢さんだと何故か判ったんだよな。
しかし枕に立たれた時からずっと金縛りになって、失礼ながら寝たまま対応してしまったよ。
───故塩沢氏は何と?
会話の中身はあまり覚えてない。二言三言、「山崎(たくみ)に宜しく言ってくれ」とかね。
そのうち急に震えだしたと思ったら「思い出さないか!この肉のぶつかり合い!」って叫び出して
そのまま消えたから不思議だったんだけど、起きたら台所に牛タタキのサラダが作ってあって
「ああ、これの事かな」と思ったんだ。
※故塩沢氏お手製『牛タタキのサラダ』は斎藤千和氏にお持ち頂き、秘伝編集部員で美味しく頂きました。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:30:27 ◆ ▼ ◇ [qwerty]まず最初にフラッグポイントに帰還したのは中原、それから植田だったと聞いた。
次いで森永(理科)が巨大な虎を担いで戻ってきたそうだ。
あとで調べてみたら即死だったらしい。やるよなァ(笑)
結局私を含めて無事に戻れたのは30人くらいか。良い新人も居たんだが残念だったよ。
───過酷なアイムの恒例行事ですが、ベテランと呼ばれる先輩方の様子は?
田村(ゆかり)さんなんか堂々たるものでね、衣服を少しも汚さず帰還した様はまさに天使だった。
あとはそうだな…なぜか後藤がフラフラ歩いて戻ってきたんだが、実はその時すでに死んでいて後で蘇生したらしい。
事務所に戻るまで誰も気付かなかったそうだ。アイム所属じゃない事も含めてな。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:30:16 ◆ ▼ ◇ [qwerty]どれだけ優れた声優でも一代でその頂に辿り着くことは出来ない。
先人の骸を新世代の者達の道とし、それもまたやがて朽ち道となっていく。
そうしていつしか、声優の究極と呼べる場所に誰かがたどり着くのかもな。
少なくともそれが私ではないというのは残念だが(笑
───今居る後輩や新人では誰が。
そうだな…いくらでも挙げられるんだが、有名どころと言われると例えば(井上)喜久子とか。
───喜久子お姉ちゃんは貴方よりも年上では?
いや、今は4周して年下のはずだ。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:30:04 ◆ ▼ ◇ [qwerty](鋭い風切り音、次いで3メートル先のねんどろいどケメコが粉々になる)
───お見事です。
(上着を着ながら)ここまで出来るようになるまで色々なキャラを演じてきたからね。
まぁそれだけでもないだろうが…。
───しかし声優の妙技とも呼べる技ですね。
いやいや、私の使うものなんかは未熟もいいところだ。
これを10~15メートルの距離でやるのが大山のぶ代さんだから。
───桁が一つ違うんですね。。
全身ひみつ道具と言われただけの事はあるよ。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:29:52 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───では全く偶然に出くわしたと。
VOICE CREW収録の時の事で、植田と桑谷が廊下でかち合ってしまったんだ。
やり合おうとしたので慌てて二人の拳を止め、その上でこの喧嘩は私が預かると。
以前の収録で衝突したとき、凄惨すぎて地上波放送が出来なくなりラジオに切り替わったほどだからね。
───よく二人を止められましたね。
まぁね(笑)これでも膂力には自信があるから。
ただ余波で廊下にあった花瓶や絵の額縁は全部割れ、近くにいた後藤の髪はアルデンテに茹で上がっていた。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:29:40 ◆ ▼ ◇ [qwerty]───あえてお聞きします。印象に残っている敗北は?
うーん…そうだな、まだ私が駆け出しの新人だった頃の話だ。
ココロ図書館のレギュラーが決まって浮かれてたんだな。
そんな夜、居酒屋の帰りにそいつは突然姿を現したんだ。
夜道でよく見えなかったが女の声だったよ。確かジョセフィーヌと名乗ったな。
───正体不明の敵と。
一つだけ確実な事は、当時の私を圧倒的に上回る暴力を纏っていたことだけだった。
何度も地面に叩きつけられ、起こされ、また叩きつけられ…
意識朦朧とする私の目に最後に映ったのは、去っていくジョセフィーヌの背中さ。
そのときハッキリ見えたんだ、あいつの背中に…なんというか、顔のような…
───まさか鬼の?
いやもっと別の…能面にある鬼女みたいな…
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:29:29 ◆ ▼ ◇ [qwerty]ある夜…庭にいたティッシュ(愛犬の名前)がスゴイ勢いで吠え出して
それがピタッと止んだんだ。
気になって見に行ったら沢城みゆきが立っていて、その足下にティッシュが倒れていた。
一目で、ああこれは心臓が止まってるなと判った。
何せあの沢城と立ち会ったんだから。
───ティッシュ君は大丈夫だったんですか?
すぐに応急措置をしたから命に別状は無かった。
ただ、ゴホゴホッと数回咳き込んだ後ガバッと跳ね起きて
「負けたんスか、俺」と聞かれてね…切なかったよ。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:29:18 ◆ ▼ ◇ [qwerty](笑いながらねんどろいどケメコを握りつぶす)
───スゴい握力ですね。
全盛期に比べると流石に劣るがね。
───全盛期はもっとスゴかったと?
パフォーマンスだが…トラックをひっくり返したり
走ってきたバイクを蹴りで止めたりもした。
あの頃の私はパワーだけなら多分、朴路美と互角だったんじゃないかな。
(月刊『秘伝』 斎藤千和インタビューより)
2009/11/26 (木) 05:28:31 ◆ ▼ ◇ [qwerty]ポメラのユーザー層は笑っちゃうな
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/331/216/html/king12.jpg.html
2009/11/26 (木) 05:27:17 ◆ ▼ ◇ [qwerty]久しぶりに伺かを起動している(;´Д`)
2009/11/26 (木) 05:26:29 ◆ ▼ ◇ [qwerty]暇だし射幸心でも煽るか
2009/11/26 (木) 05:25:42 ◆ ▼ ◇ [qwerty]らめえ!って言わせてえなあ・・・
2009/11/26 (木) 05:24:46 ◆ ▼ ◇ [qwerty]深海さんおはようほざいます
2009/11/26 (木) 05:24:37 ◆ ▼ ◇ [qwerty]菓子食いすぎた
> 2009/11/26 (木) 05:21:22 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> あいつ生ゴミ言いたいだけちゃうんかと
相当プルってるな
参考:2009/11/26(木)05時16分41秒
> 2009/11/26 (木) 05:21:04 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> > まあパチンコやる人間なんて人の形した生ゴミだから話なんて通じるわけが無いだろ
> スロットなんですけど(;´Д`)
クズ過ぎる言い訳でワラタ
参考:2009/11/26(木)05時16分19秒
上へ